ご挨拶

はじめまして、GSフィールドの須藤と申します。

私はこれまで応用地質学、地質技術に軸をおいて、九州、北信越、関東にて様々な地質調査・地盤調査・災害調査・地質汚染調査・地下水調査・温泉開発調査などの現場経験を積んで参りました。そして、20201月までの2年半はミャンマー連邦共和国の発展のため南東部のカレン州(Kayin State)で日本財団資金で日本のNGO団体が運営する工業系人材育成の国際協力事業にも携わることができ、貴重な経験を得ることができました。

横浜などでのマンション傾斜問題や多くの地震時の建物被害状況や液状化などをみて、私は日本列島の宿命や地形・地質・地盤情報が一般の人々に十分活かされていないのではないかと強く感じ、一方で地下で起きていること、これから起きる可能性があること(地質リスクと呼ばれていること)などを一般社会の人々に分かりやすく伝える必要性も感じて参りました。そのため、地質や地盤の知識、地質リスクを社会に出来るだけ分かりやすくかつ正確に伝えていくことは有益であると考え、弊社は少しでも“応用地質学”の一つのイメージであります地質・地盤と社会を繋ぐインターフェースでありたいと考えています。

 また、2年半のミャンマーでの滞在経験を生かして、今後も地質技術を通じてミャンマーの経済発展、平和構築のために技術支援で微力ながらお役にたてればと考えています。

 近年、気候変動の影響と思われる豪雨災害が増えております。そして日本が地震や火山などの災害を受けやすい立地条件にあることから、これらの災害にも備えなければなりません。災害から逃れる、あるいは災害による被害を最小限にとどめるという観点からも地形、地質、地盤、地下水の基礎知識が有益だと思っています。

そして、この度長年住み慣れた千葉県内で創業させて頂くことにいたしました。社名につきましては、「G」はGeology(地質学)、「S」はSociety(社会)、「フィールド」は野外を意図して、野外つまり現場を大事にして地質と社会を繋ぐ応用地質学を実践し、社会や市民活動に貢献してゆきたいとの思いから命名しました。

皆様には、地域の地質・地盤・地下水・温泉などに関するご相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。そうぞ、よろしくお願いいたします。

 

       GSフィールド合同会社 

        代表  須藤 宏

 

経歴等

Ø  高知県出身

Ø  信州大学理学部地質学科 卒業

Ø  岡山大学大学院理学研究科(地学専攻) 修了

Ø  岡山大学温泉研究所(鳥取県三朝町,現在の惑星物質研究所)研究生

Ø  応用地質株式会社(福岡、鹿児島、新潟、長野、千葉、横浜、東京勤務)

Ø  認定NPO法人ブリッジエーシア・ジャパン[BAJ](ミャンマー駐在:プログラム・マネージャー)

 

学位・資格・所属学会

Ø 理学修士

 

Ø技術士(応用理学部門)

Ø地盤品質判定士

 

Ø  日本地質学会会員

Ø  日本応用地質学会会員

 

主な表彰

Ø  功労賞(全国地質調査業協会連合会)

Ø  功労者表彰(関東地質調査業協会)

 

Ø  優秀技術者表彰(国土交通省関東地方整備局相武国道事務所長:3回)